コドモのミカタvol.17学童期のコドモについて考えました。

コドモのミカタVol.17
《小学生の心の発達とオトナの関わり方 〜 「10歳の壁」から考えるコドモのミカタ 〜》無事終演。

発達心理学を通して学童期のコドモたちの心の発達や、オトナとしての関わり方について学びました。

『小学校4年の図書係をしている○君が、「貸し出し禁止日に、親友から貸し出しを頼まれちゃいました。どうしたら良いですか?」と相談してきました。どう対応しますか?』
この時期は「規則を守る」という気持ちに「友情や懸念」といったジレンマが生まれてくる。
そういう時期にオトナは、コドモの気持ちに寄り添いながら解決できる体験をしてあげることが重要。

子どもの「短所」に見えているところも見方を変えれば「長所」になるリフレーミング。
子どもの性格のせいにしない。多くの親は「性格」を勘違いしており、あくまでも自分の身近なところで相対的に判断してることが多く、本当の「性格」を判断するのは多くの診断等をしないと難しい。
要は行動のせいにするんではなくて、環境を整えてあげるという見方に変える。
そして、そこにはオトナのボキャブラリーが必要。
こう考えるとオトナもボキャブラリーを鍛える場が必要だなと感じました。

親になる態度として最も重要なのは「応答性」であり、コミュニケーションとは「関心」を持つこと。こういう部分は手間をかけるべきだけど、そういったことをオトナが「理解」してるかは大切だと思います。

ペアでワークも多くあり、コドモの見方を変えるということができたんじゃないかと思います。

ご参加頂いた方々の感想を一部。
・コドモの成長段階に合わせた接し方を学ぶことができた
・発達心理学からコドモの発達を考えると面白い
・親の思うコドモの性格は大抵間違っている
・コドモの成長を自分のものさしではなくありのままを見ることを意識したい
・親のボキャブラリーが大切
・小さな成功体験を重ねることが大切
・コドモに寄り添うとは話を聞くという姿勢も必要

会場にてAmbitious Foundationプロジェクトへ頂いた募金は6,900円でした。
しっかりつなげていきたいと思います。
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。